ヨーロッパ原産の一年生草本。

1969年に香川県坂出市で初めて見いだされました。
瀬戸町では,瀬戸川の土手(高浦)で2016年春に初めて確認しました。今後増えていくかもしれません。

瀬戸川土手では土手の下部にまとまってよく茂っていました。

茎は中空でよく分岐し高さ80cmほどで結構高くなります。

葉は3回羽状複葉。
葉の裏面にはまばらな毛が生えています。

春に葉腋に花序を出し,直径2mmほどの小さな白色の5弁花をまばらな傘型につけます。

果実は長さ4mmほどで咲の曲がった短毛が生え,先端はくちばし状に伸びます。おそらく秋には,ヤブジラミの実と同じように,ひっつき虫となってズボンにくっつくに違いありません。

花期4〜5月

写真上・下右2016/05/05、
中・下左2016/05/07
いずれも瀬戸川土手(高浦) 
 

トップページへ

 草花一覧へ    絵合わせ表へ

ノハラジャク  

セリ科 シャク属