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ツタバウンラン                              

オオバコ科
  地中海原産の一年生または多年生草本。

全体無毛。茎は糸状で,地上を這い,分岐して節から不定根を出し,長さ10〜40cm程になります。

葉は長い柄があり,円形〜扁円形で掌状に5〜7つに浅裂するため,ツタの葉のような形になります。

花は,葉腋から伸びて,長い柄を持ちます。花冠は白〜淡青色で暗紫色のすじがあり長さ7〜9mm,上下2唇に分かれて,上唇はさらに2裂して直立します。

鑑賞用に大正年間に入ってロックガーデンなどに植えられていたものが野生化して,北海道や本州で道ばたや石垣などに生えています。

広島県では1982年に初の記録があるようです。
瀬戸町では山北の溝にかかる石の橋の陰に生えているのを見つけました。

写真は2010/04/30山北