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タニガワスゲ              

カヤツリグサ科   スゲ属

谷川のほとりなどに生え,高さ30〜60cmになる多年草。
根元が糸網でおおわれるという特徴があります。
頂小穂は雄性で長さ2〜4cm。側小穂は雌性で長さ2〜4cm,幅3〜4mmです。
雌鱗片は側面が黒紫色。中肋は緑色で果胞より短い。
果胞は扁平で長さ3〜3.5mm。平滑で嘴は長く縁に小歯があります。
雌花の鱗片は暗褐紫色を帯びます。果胞は黄緑色で長さ約2mmの倒卵状楕円形。先端はくちばし状になり,やや外側に傾いています。

花期5〜6月。

北海道西南部・本州・四国・九州に分布しています。

写真はいずれも2025/04/19
グリーンライン下の谷