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セイタカハマスゲ                         
カヤツリグサ科  カヤツリグサ属

 高さ1m近くまで達することもある大型種で,ヨーロッパ南部から地中海沿岸が原産の外来種です。1984年に東京湾沿いの埋め立て地で初めて確認されました。
湿地に生育し,水田にも生えるとのことですが,今回は水田を埋め立てて住宅地造成中の空き地で確認しました。

花序の形がハマスゲに似ていますが,こちらの方が明らかに長く(約5cm)伸びており,線香花火の火のようです。また,ハマスゲには根茎の先端に塊茎(イモのようなもの)がありましたが,本種にはそれは有りません。

多年生で,やや粗大な根茎を地中に巡らせ,その先端から株を出して群生します。

葉は幅5mmほどの線形で,やや斜上してつきます。






写真はいずれも2021/08/19毘治屋