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カ サ ス ゲ       

カヤツリグサ科      スゲ属
   
高さ40〜100cm。
川や池の縁,その他の湿地などに生える多年草。

茎は太く,断面は三角形。茎の先端につく1本の頂小穂は茶色で4〜7cm,その下の側小穂は4〜7個つき,長さは3〜7cmほど。

頂小穂は雄花の集まりで,側小穂が雌花の集まりです。側小穂を作っている一つ一つの雌花が果実となりますが,下の右図のようにめしべの柱頭が三つに分かれています。

葉が丈夫なので昔から笠(かさ)や蓑(みの)をつくる材料に使われていたそうです。童謡「茶摘み」の中で「夏も近づく八十八夜・・・・・あかねだすきにすげのかさ」と歌われていました。
あのスゲなんですね。

写真はいずれも2019/04/27昆治屋の猪之子川