湿地に群生する高さ20〜40cmの多年草。瀬戸町では田んぼのあぜなどに生えています。 花序(穂)は3〜7cmで二またに分かれ、小穂は長さ3mmで短毛があります。 雄しべの葯の色が黒いため花序全体が黒く見えます。 花期7〜9月 写真はいずれも2010/09/5高浦 |
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スズメノヒエ
日当たりの良い草地に普通に生える高さ40〜90cmの多年草。 瀬戸町でも川土手や田の法面などで観察できます。 茎の先に長さ5〜10cmの花序(穂)の枝を出します。下記のシマスズメノヒエとよく似た形ですが、小穂から出た雄しべの葯の色が黄色です。シマスズメノヒエは葯が黒いのでそこで区別できます。 花期8〜10月 写真はいずれも2009/09/16毘治屋 |
キシュウスズメノヒエ
南アメリカ原産で高さ1.5mに達する多年生草本。 ススキよりはやや低いですが,スズメノヒエの仲間では最も高くなります。 茎の先に10〜20本の花序(穂)を出します。その花序の付け根には長い白毛が生えており,一つ一つの小穂にも長い毛がはえています。葯は,図鑑には黄白色とありますが,今回確認したものは褐色でした。時間がたったものだと思います。柱頭は紫色です。 本州以西の道ばた,荒れ地,果樹園などに発生しています。 花期7〜9月 写真はいずれも2021/10/01枠田 |
タチスズメノヒエ
シマスズメノヒエ
北アメリカ原産の高さ40〜80cmの多年草。 瀬戸町では川土手の道端などに生えます。スズメノヒエより穂の枝がやや長めで小穂から出る雄しべの葯の色が黒いこと、および小穂に毛が生えていることなどで見分けられます。 花期8〜10月 写真はいずれも2009/10/04枠田 |