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ススキ属             イネ科  

ススキは尾花とも呼ばれ、秋の七草の一つであり、道端や川土手などに普通の植物であるため、誰でもよく知っているつもりになっています。しかし、オギという同属のよく似た植物と混同していることがあります。

     ス ス キ      オ ギ
 2008/09/27志田原   2008/11/29枠田
 遠目では、穂の色が、より白いのがオギです。河原等に一面生えると美しいです。
ススキはオギより乾いたところに生える傾向があります。
  2008/12/06枠田    2008/12/06枠田
花序(穂)全体の長さが、ススキが15〜30cmであるのに対して,オギは25〜40cmとオギが大型。小穂の毛もオギの方が長い。また、ススキの小穂にはノギがあるのに対してオギの小穂にはありません。

2008/12/06枠田
 
2008/12/06枠田
 茎の節に短毛が密生しているのがオギで、ススキの節には毛がありません。

     トキワススキ     

 
瀬戸町内にはもう1種のススキ属植物があります。トキワススキというススキやオギに比べるとかなり大型で2mを越すものです。
葉は幅1.5〜3cmと幅広くやや粉白をおび、縁はざらつきます。
花序(穂)は長さ30〜50cmで、中軸は花序の先まで長く伸びているため穂先が垂れずまっすぐ伸びた感じになります。
花期7〜9月
写真は左が2008/08/31枠田、右2008/08/24瀬戸小学校裏