ユーラシア大陸原産の高さ1m程の1〜2年草。 瀬戸町では川土手や田植え前の水田でよく見られます。 イタリアン・ライグラスの名で牧草として明治時代に輸入されたものだそうです。 葉は長さ15〜35cm,幅4〜8mmの線形。 花序は長さ15〜25cmの細長い穂状で、小穂が多数交互についています。 小穂は長さ12〜25mmの扁平な長楕円形で、10〜20個の小花がつき、それぞれ5〜10mmの芒(のぎ)があります。 花期6〜8月 写真はいずれも2024/06/08高浦 |
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ホ ソ ム ギ
ヨーロッパ原産の高さ20〜60mmの多年草。 明治期に渡来しペレニアル・ライグラスの名で栽培され,現在では各地に野生化しています。瀬戸町では,ネズミムギと同じような所によく生えています。 葉は長さ10〜20cm,幅2〜5mmの線形。 花序は長さ10〜25cmの細長い穂状で、小穂が多数互生します。 小穂は長さ7〜20mmで、6〜14個の小花からなります。 ここまではネズミムギとよく似ていますが,小花に芒がないことで,区別できます。 ネズミムギとホソムギは雑種ができやすく,中間形の形質をもつものが多く,典型的なものは少ないそうです。 花期6〜8月 写真はいずれも 2024/06/08高浦 |
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ネズミムギ