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カニツリグサ    
イネ科  カニツリグサ属

高さ40〜70cmの多年草。
道ばたや草地などに普通に生えるということですが,瀬戸町内ではあまり多くはありません。
花穂のついた茎で子どもがサワガニを釣って遊ぶことから名付けられたとのことです。

葉は茎の下部に多くつき,長さ10〜20cm,幅3〜5mmの線形。下部の葉には毛が多く生えています。

花序は長さ10〜20cmの細い円錐状で先は垂れ,多くの小穂がつきます。

小穂は長さ6〜8mmで3〜4個の小花から成ります。熟すと黄褐色になり群落全体が黄褐色に見え目立ちます。外花頴の先が深く2つに裂け,その間から途中でねじれた長い芒が突き出ています。

花期5〜6月

北海道,本州,四国,九州に分布しています。

写真はいずれも
2020/05/23志田原