ノ ア ズ キ
山野の日当たりのよいところに生えるつる性の多年草。 瀬戸町内では各所に見られます。 全体に軟毛があり、葉の表面と萼には赤褐色の腺点があります。葉は3小葉からなり、小葉は長さ幅とも1〜3cmの卵状菱形。 花は黄色で長さ1.5〜1.8cm。花の形が変わっていて対称ではありません。、旗弁(後ろの扇のような花びら)は右が大きく、竜骨弁(真ん中の突き出た花びら)はくるりと曲がって上を向きます。 マメ果は長さ約4cmの広線形で短毛が密生し、中に6〜7個の黒い種子が入っています。 花期8〜9月 写真はいずれも2008/08/17猪之子 |
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草地に生えるつる性1年草。 瀬戸川土手で確認しました。 花の形は上のノアズキ同じように、竜骨弁が合着して筒状になって、くるりとねじれています。 よく似ていますが見分けるポイントは,本種の方が花柄が長く10cm以上あるものもあること、先に咲いた花の果実(さやに包まれた全体)が花の下に垂れて着いていること、頂小葉が内に折れていることなどです。 本種は食用の小豆(アズキ)の原種と考えられて います。 花期8〜10月 写真はいずれも2010/09/20瀬戸川土手(高浦) |
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ヤブツルアズキ