カラスノエンドウ
道端や畑、野原など日当たりの良いところに普通に見られるつる性の2年草。 瀬戸町内でも川土手や畑の脇などによく生えています。 葉は複葉で8〜16個の小葉からなり、先端は分岐した巻きひげになります。 花は長さ1.2〜1.8cmで葉腋に1〜3個つきます。紅紫色の蝶形花で野菜のエンドウの花のミニチュアです。 豆果は長さ3〜5cmで、鞘は名の通り、真っ黒です。 花期3〜6月 写真上2008/04/04、 下2009/05/06いずれも高浦 |
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3種を並べて見ると,上のようになります。 花があれば,違いは一目瞭然です。 今度スズメノエンドウのようなものを見つけたら,カスマグサが混じっていないか探してみてください。 |
スズメノエンドウ
カラスとスズメの中間的な形態なのでカ・ス・間(マ)だということです。 全体のサイズは、ほぼスズメノエンドウと同じくらいですが、小葉の数は8〜15個で長さ1.2〜1.7cm、幅2〜4mm。 花は葉腋に1〜3個つき,淡青紫色で長さ5〜7mmです。 花期は4〜5月 写真はいずれも2015/04/26高浦 |
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カラスより小型なのでスズメです。 道端や畑に普通にはえるつる性の2年草。 瀬戸町内でも川土手や畑に普通です。 葉は12〜14個の小葉からなり、先は巻きひげになります。 小葉は長さ1〜1.7cm、幅2〜3mmの狭卵形。 花は葉腋から伸びた柄の先に普通4個つき、白紫色で長さ3〜4mm。 豆果は長さ0.6〜1cmで短毛があり、中に普通2個の種子が入っています。 花期4〜5月 写真はいずれも2008/04/04高浦 |
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