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シチヘンゲ(ランタナ)

     
クマツヅラ科  
 熱帯アメリカ原産の低木。
花卉(かき)として世界中で栽培され,熱帯・亜熱帯諸国で広く野生化しているそうです。日本でも,沖縄ではかなり以前から野生化していましたが,近年の温暖化の影響もあってか今回瀬戸町内でも確認しました。
高さ3mほどまでになります。
茎は四角形の断面で若い部分には毛が生えています。
葉は卵形〜心形で縁には鋸歯があり,葉面は縮緬(ちりめん)状になり,剛毛が生えざらつきます。短い柄があり,対生します。
葉腋に長さ5cmほどの花茎を出し,長さ2cmほどで先端が4裂した管状の花を直径4cmほどの球形につけます。
花の色は肌色,淡紫色,紫紅色または朱色,橙色,暗橙色などに変化します。
果実は黒く熟し,東南アジアでは香辛料に用いられるそうです。
写真は2022/10/22志田原