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ホタルブクロ    

キキョウ科   ホタルブクロ属
  山野や丘陵に生える高さ40〜80cmの多年草。

花の中に子どもが蛍を入れて遊んだからとか、ぶら下がって咲く花を火垂る(ほたる:提灯の古語)に見立てたとかいわれます。
瀬戸町では高浦や猪之子のやや日陰の山際に生えています。すぐに絶滅することはないでしょうが、年々減ってきているように思います。

根生葉は卵心形で花期には枯れます。上の写真に見える根生葉は花がつかなかった若い株の葉です。
茎葉は互生し、長さ5〜8cm幅1.5〜4cmの三角状卵形または披針形で不揃いな鋸歯があります。
茎の上部に長さ4〜5cmの大きな釣り鐘形の花をつけます。瀬戸町では、白花で濃色の斑点のはいったものしか見かけませんが、淡紅紫色の花もあるそうです。

花期6〜7月

写真はいずれも2008/06/14猪之子