セイヨウタンポポ
アカミタンポポ
タンポポの仲間
瀬戸町内では、これまでセイヨウタンポポ、アカミタンポポ、シロバナタンポポの3種を確認しています。黄色いタンポポでは日本在来のカンサイタンポポが生息していてもおかしくありませんが、残念ながらまだ見つけていません。
ヨーロッパ原産の多年草。 アカミタンポポもセイヨウタンポポと同様 に総苞片が反り返っています(左)が、種 子があれば、その色が赤褐色(右)なの で見分けがつきます。 花期 春〜秋 写真はいずれも2010/03/21 瀬戸小学校北側の畑 |
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タンポポの見分け方では、まず、総苞外片という花びらの下にある萼のようなものに注目します。 中央の写真のように反り返っていれば、外来種のセイヨウタンポポかアカミタンポポです。 次に種子があれば、その種子の色を確認します。 種子が褐色であればセイヨウタンポポ。赤褐色であれば、アカミタンポポであると言えます。 上記の条件で考えると、写真の種はセイヨウタンポポになります。 ヨーロッパ原産で世界中に帰化しているそうです。 花期3〜9月 写真 上2008/04/04、 下左2010/04/29、下右2010/03/30 いずれも高浦 |
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花の色が白いタンポポで瀬戸町内に分布しているのはシロバナタンポポのみでですが、神辺町などにはキビシロタンポポという種も分布しているそうです。 見分け方は、シロバナタンポポの総苞外片が上斜めに開き、その先端に角状突起が目立つ、および種子の色が褐色であるのに対してキビシロタンポポでは総苞片が上にくっつき、角状突起は目立たず、種子の色が黒褐色という点です。花期4〜5月 写真は2010/3/21瀬戸小学校北側の畑 |
シロバナタンポポ