オニタビラコ
道端や公園、庭のすみなどによく生える高さ0.2〜1mの1〜2年草 。 瀬戸町では、街中のいたるところで見かけますが、写真のように石垣から生えていることもよくあります。 全体に柔らかく、細い毛があります。茎や葉を切ると白い乳液が出ます。 根生葉はロゼット状につき、長さ8〜25cm幅1.7〜6cmで頭大羽状に深く裂けます。 茎の先に直径7〜8mmの黄色の頭花を散房状につけます。 花期5〜10月 写真はいずれも2010/11/13高浦 |
|
ヤブタビラコ
人家近くの林の縁や田の畦などによく生える高さ20〜40cmの2年草。 瀬戸町では今のところ志田原でしか見つけていませんが、探せばきっと各所で見つかるのではないかと思います。なぜなら、私がオニタビラコと混同していたからです。 「何か感じが違うな」、と思って図鑑で調べてヤブタビラコという種があることを知りました。 本種はオニタビラコに比べ、なよっと弱々しい感じがします。頭花が大きく開いていません。 田によく生えるコオニタビラコとも似ていますが、本種の方がやや軟毛が多く、根生葉がやや立ち上がっています。 花期5〜7月 写真はいずれも2010/05/01志田原 |
|
水田に多い2年草。瀬戸町でも各所の田んぼに生えています。 根生葉は柔らかく、長さ4〜10cm、幅1〜2cmあり、頭大羽状に深く裂け、タンポポの葉の形に似ています。 根生葉の間から長さ4〜25cmの細い茎を多数斜めに伸ばし、その先に黄色い直径約1cmの頭花をつけます。 春の七草の「ほとけのざ」は本種のことらしく、若葉は食べられます。 花期3〜5月 写真は2010/03/21奥江 |
|
コオニタビラコ