シロヨメナ
ゴ マ ナ
山野に生える高さ0.3〜1mの多年草。瀬戸町では、志田原や一番組などで確認できます。 本種はイナカギクとよく似ており、同定はかなり難しいようです。 イナカギクでは基部の葉が茎を抱くのに対して、本種は抱きません。 イナカギクでは葉の裏や茎に毛が密生するが本種では少ないなどで見分けるということなので、今回、瀬戸町に生えるものはシロヨメナとしました。 瀬戸町に咲く白い野菊はシロヨメナ以外に下の2種を確認していますので,比べてみます。 花期8〜11月 写真は左2009/10/03一番組、 |
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山地の草原に生える多年草で高さ1〜1.5mになります。上のシロヨメナとよく似ています。 私は長い間混同していたようです。今回花の大きさが若干小さいと思い,総房片をよく見てみると全体が薄緑色で,先端が暗緑色になるシロヨメナとは明らかに違いました。 また,まず気がついたように筒状花の集まりである中央の黄色い部分が小さくなっています。 写真では下部が小さく,花の数が少ないですが,比婆の県民の森で見たものは茎の上部にもっとたくさんの花をつけたものが群生しており,見事でした。 花期 9〜10月 写真はいずれも2020/10/10彦山 |
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シラヤマギク
山地に生える高さ1〜1.5mになる多年草。 瀬戸町内では、彦山や一番組の奥など山中の道沿いにしか生えていません。 下部の葉には狭い翼のある長い柄があります。葉身は長さ9〜24cm幅6〜18cmの心形で先は鋭く尖り、ふちには粗い鋸歯があります。イナカギクやゴマナとは、葉の形で明らかに見分けられます。 また、本種の方が花が小さく舌状花(花びらをもつ花)が少ないようです。 花期 8〜10月 写真はいずれも2009/08/23彦山 |
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