センダングサの仲間
この仲間はいずれも種子が動物の体に付着して運ばれる「ひっつきもっつき」の種子を作ります。似た仲間が複数ありますので一つのページにまとめて表すことにします。
センダングサ | |||
やや湿り気のある道端や河原などに生える高さ0.3〜1.5mの1年草。 葉は長さ9〜15cmの1〜2回複数羽状複葉。小葉は卵形で先端は短く尖り、縁に細鋸歯があります。 頭花には黄色い花弁をもつ舌状花が普通5個、少ない場合は2〜3個あります。果実の刺は3〜4本です。 花期9〜10月 写真は左・右2009/09/20 中2008/08/24 いずれも高浦 |
|||
アメリカセンダングサ | |||
北アメリカ原産の高さ0.5〜1.5mになる1年草。 湿り気のある荒れ地や道端に普通。 瀬戸町では溝の中などによく生えています。 頭花の下の総苞辺が葉のように大きくて目立ちます。他のセンダングサとは果実の形が明らかに違い、平べったくて、刺が2本です。 花期9〜10月 写真は上2008/09/17、 下2008/12/06 いずれも高浦 |
|||
コセンダングサ | |||
原産地は不明ですが、帰化植物のようです。 高さ0.5〜1.3mになる1年草。 荒れ地や河原に普通。瀬戸町で最も普通に見られるセンダングサです。 頂小葉の先端が細長く尖っています。頭状花には普通舌状花はありません。果実の刺は3〜4本あります。 花期9〜11月 写真はいずれも2008/07/20高浦 |
|||
シロノセンダングサ | |||
コセンダングサの変種。 瀬戸町では川土手で見かけます。 全体の姿はコセンダングサそっくりですが、頭花には白色の舌状花が4〜7個 あります。 花期9〜11月 写真は2010/09/26毘治屋 |