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センボンヤリ    

キク科  センボンヤリ属
 
山地や日当たりの良い草地などに生える多年草。

瀬戸町では、志田原の山道でのみ確認しています。

葉は根元に集まってロゼット状になります。春と秋で姿が変わるのが特徴です。春の葉は卵形で縁には欠刻があり、裏面に白い毛が密生しています。秋の葉(中段)は長さ10〜16cm、幅3〜4cmの倒卵状長楕円形で羽状に中裂します。

春の花(下段右)は直径約1.5cmで高さ5〜15cmの花茎の先に1個つきます。頭花は、まわりに裏面が紫色を帯びた舌状花が1列に並び、中心部に筒状花がある、ヒマワリ形です。

夏から秋には高さ30〜60cmの花茎を伸ばし、先端に閉鎖花(下段左)を1個つけます。
果実が熟れると、冠毛がパッと広がりタンポポのようになります(上段)。

花期4〜6月、9〜11月









写真上2010/11/29,
中・下左2010/11/03,
下右2019/04/13いずれも志田原