ノアサガオ
(オーシャンブルー)
東南アジア〜オーストラリアに広く分布し,日本では紀伊半島以南から四国・九州に自生しているつる性の多年草草本。 葉は3深裂するか心形で先端は尖ります。花は直径10cmほどのアサガオ形で,開花後しばらくは青紫色ですが,午後から夕方にかけて淡紫紅色に変化します。在来のノアサガオは花の直径が6cmほどで,中心部が白くなるそうなので,瀬戸町の個体は外来種でしょう。 アサガオに比べて花柄は短く,ガク片は反り返りません。また,自家不和合性で種子はできないようです。ただ,葉柄近くから発根して根付くことができます。 本来海岸や人里近くの道端,林縁などに生えます。 茎は長さ十数mまで達し,葉も大きいことから壁面緑化に利用されることも多く,各地で逸出しています。 写真はいずれも 2022/11/07毘治屋 |
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