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カタバミの仲間 カタバミ科 カタバミ属

夕方や日差しが強い時には葉が閉じ、一方が欠けたように見えることから、「傍食」とよばれたそうです。

 カタバミ

庭や道端に普通に見られる高さ10〜30cmの
多年草。
茎は地を這って広がり、長い柄の先にハート形
の3枚の小葉をつける。小葉は長さ約1cm。
花は黄色で直径約8mm。
花のあと花柄は舌を向き、その先に円柱形の
果が上向きにつく。刮ハは熟すと多数の種子を
はじきとばす。茎はしばしば赤紫色を呈する。
花期5〜7月
写真は左上、左下が2008/11/2高浦
    右下が2010/7/19高浦 
 
 
  ムラサキカタバミ
 
南アメリカ原産の多年草
観賞用に輸入されたものが野生化したものです。直径約1.5cmの薄紫色の花を咲かせますが、種はつけません。地中の鱗茎(小さい球根のようなものがあります)で増えます。

花期5〜7月

写真上2008/5/6、下2010/7/13
   いずれも高浦
 
   
  イモカタバミ 

ムラサキカタバミによく似ていますが、イモのような根茎で増えます。
花の色は濃く、花弁の基部に濃紅色のすじが目立ちます。また、数もムラサキカタバミより多いようです。

花期4〜10月

写真はいずれも2010/10/21枠田
   
 オッタチカタバミ

北米原産の多年生草本。
道端によく生えています。
上記のカタバミによく似ていますが、地上茎は
すべて地中を横走する根茎から生じて高さ10
〜50cmまで達します。花はカタバミとほぼ同じ
色、同じ形。全体に白い毛が多いため、やや白
っぽく見えます。

花期 初夏〜夏

写真左2008/4/27高浦
   左下、右下2010/7/11元枝