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 ヒユの仲間     ヒユ科   ヒユ属

ホソアオゲイトウ
熱帯アメリカ産で高さ0.6〜2mになる1年生草本。
茎は直立、緑色ときに紅色を帯びます。葉は菱状卵形長さ5〜12cm。上面はほとんど無毛。
葉柄は2〜7cm。花穂は緑色。円柱状で幅5〜7mm。
花期夏〜秋 写真いずれも2010/10/11高浦 
   
イヌビユ 原産地不明の1年生の帰化植物。
瀬戸町では畑などに入り込んでいます。
茎は匍匐するか、直立し、長さ70cmになり、毛はなく、帯紅色で鈍い稜がある。
近縁のアオビユやアオゲイトウと似ていて紛らわしいですが、本種の葉の先端は深くくぼみ短い針があります。また、葉脈がはっきり目立ち、縁が脈打つ感じです。
花序は腋生または頂生の花穂をなし、頂生のものは短く、葉を交えずあまり分岐しない密な感じになります。
花期7〜9月
写真は上2008/6/29、下2008/6/22
    いずれも奥江
 アオゲイトウ
   
道端、畑などに生える 1年草。
瀬戸町内では空き地などに普通に生えています。
茎は高さ約0.5〜1mほど。
短い軟毛を密生する。
葉は長い柄があり、菱状卵形。先端がくぼみません。表面にはほとんど毛が無く、裏面の脈に軟毛がある。
花穂は1つずつは短いですが、集合して長い花穂を形成しています。
種子は1mm足らずのレンズ形、黒い光沢があります。
花期7〜10月
写真はいずれも2010/9/20元枝
アオビユ(ホナガイヌビユ)
熱帯アメリカ原産の1年生草本。畑、牧草地、道端、荒れ地などに普通。
瀬戸町でも道端や畑などによく見られます。
茎は高さ40〜60cmで無毛。よく分岐します。葉は互生、長い柄があり、菱状卵形または卵形で、先端は丸いまたは少しくぼみます。
果実は熟すと果皮が降下し、淡褐色になり深いシワができて裂開しません(写真右下)。
花期7〜10月。写真は左、右下2010/09/20元枝、左下2010/09/20高浦