ツルマンネングサ 朝鮮、中国東北部に分布し、古くから日本に帰化していたと考えられています。 コモチマンネングサより葉が大きく、明らかにつる状に伸びていることで区別できます。 河原や石垣などにも見られるとありますが、他のマンネングサよりやや湿り気を好むようです。瀬戸町内では、田の畦や畑で見かけました。花期6〜7月 写真 左 2010/6/19毘治屋 下2つ 2008/6/19毘治屋 |
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ウスユキマンネングサ 白花のマンネングサは珍しい。日本にはハコベマンネングサと本種しかありません。ハコベマンネングサは葉が卵形で広いため、明らかに区別できます。 ヨーロッパ中部〜小アジア原産で栽培品が逃げ出したものと考えられています。 瀬戸町内では街中の路上で確認しました。 花期7〜8月 写真はいずれも2010/6/14毘治屋 |
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マンネングサとはベンケイソウ科キリンソウ属に属する多肉植物の仲間で、一年中枯れずに青いままというところからきたのかもしれません。キリンソウ属をSedumセダムといいますが、乾燥に強いため、様々な外来種が屋上緑化などに利用されています。瀬戸町内では似た仲間を何種類も確認していますが、見分けがつきにくい仲間なので一緒に並べてみました。
タイトゴメ 大唐米と言う字を当てますが、「小粒で味は悪いが炊くとよく増える米」のことだそうです。小さな厚い葉をたとえているようです。 在来種は海岸の岩場に生えるとありますが、瀬戸町内では、高浦の用水路脇のアスファルトの切れ目に群生しており,葉の形もやや違うようなので,外来種の可能性が高いです。花期5〜7月 写真はいずれも2010/06/19高浦 |
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メキシコマンネングサ 原産地は不明ですが、メキシコから送られてきた種子をもとに記載されたので、この名があるそうです。 瀬戸町では瀬戸川の土手に群生していました。葉は鮮緑色で光沢があり,長さ1.3〜2cmの線状楕円形。初夏に花茎を伸ばし,丈夫が分岐して直径8mmほどの黄色い5弁花を多数つけます。 写真はいずれも2010/06/19下郷 |
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コモチマンネングサ 子持ちとは、葉の腋につく珠芽(むかご)からきています。これが地に落ちて繁殖します。 道端や田のあぜなどに生え,瀬戸町内の畑に普通に生えています。 葉は上記3種に比べ平べったいです。 花期5〜6月 写真 左 2010/6/10 高浦 下二つは2009/6/15高浦 |
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オノマンネングサ メキシコマンネングサに似ていますが,葉の先端が尖って、色がやや白っぽく見えます。山野の岩上や石垣に群生すると図鑑にはありますが,瀬戸町では路上でも見かけます。 花はメキシコマンネングサ同様黄色い5弁火ですが,メキシコマンネンングサほど大きく広がりません。 写真は2008/06/14元枝 |
マルバマンネングサ 山地の岩上や石垣に生える多年草。 瀬戸町では志田原下の採石場近くで見つけました。広島県内では吉備高原面の渓谷に多いと言われ、私も山野峡にたくさん生えているのを見たことがありましたが、瀬戸町にも生えていることを発見し感激しました。 花は他のマンネングサとほぼ同じ形で色は黄色ですが、葉の形が丸く広いのが特徴です。 花期6〜7月 写真は2011/6/25志田原 |