ヘビイチゴ
田のあぜや道端など、やや湿ったところに生える多年草。 瀬戸町内でも山に近い田んぼのまわりには珍しくありません。 姿形はオランダイチゴに似て小型。走出枝を使って増えるのも同じです。ただ、味はおいしいという物ではありません。でも毒ではありませんのでご安心ください。 ヘビイチゴの果実は偽果といって雌しべの子房ではなく、その下の花床という部分がふくらんでいます。その部分にしわがあって、雌しべが変化したそう果というつぶつぶの部分にもしわがあるのが下のヤブヘビイチゴとの違いです。 花期4〜6月 写真は2009/05/06 枠田 |
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ヤブヘビイチゴ バラ科 キジムシロ属 | |
ヤブヘビイチゴは名前の通り、薮や林縁などに多く生えます。 瀬戸町でも少し日陰気味の所に生えています。 ヘビイチゴに比べ花床にしわがないので光って見えます。そう果にもしわはありません。また、全体に大型で小葉は長さ3〜4cm(ヘビイチゴでは2〜3.5cm)あります。 花はどちらも黄色い5弁花です。 花期4〜6月 写真は2009/06/15一番組 |