トップページへ

草花一覧へ   絵合わせ表へ

カナムグラ                      

アサ科  カラハナソウ属

道端や荒れ地に多い、つる性の1年草。

ビールに苦みをつけるホップに近い仲間だそうです。

日本全土に分布し,広島県では大きな河川で大群落を形成しています。
瀬戸町内でも瀬戸川や猪之子川の土手にたくさん生えています。

茎や葉柄には下向きの刺があり,ほかの木や草に絡みつきます。うっかり群落の中に入り込むと,刺がズボンに絡んだり,露出した肌を刺激してたいそう痛かったりします。

葉は対生し、長さ5〜12cmで掌状に5〜7裂します。表面には粗い毛があり,ざらつきます。

雌雄異株です。雄花(上段)は咲き始めは淡緑色で次第に淡紫色へ変化します。花序は円錐状で,まばらに花がついています。

雌花(中段)は苞に包まれ,下向きに短い穂状花序につきます。

花期8〜10月

写真はいずれも2012/10/28昆治屋