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 ナ ズ ナ   

アブラナ科  ナズナ属
道ばた、田畑に多い、高さ10〜40cmの2年草。
瀬戸町でも田んぼのあぜやその周囲の道端でよく見られます。
別名をペンペングサといいいます。果実の形が三味線のバチに似ているからでしょう。

花は白く、直径3mm、花びらは4枚。
根生葉はロゼット状で羽状に深く裂けます。茎の上部の葉は裂けずに、基部が茎を抱きます。
花期は図鑑には3〜6月とありますが、瀬戸町では年末から咲き始めるものもあります。

ナズナは昔から春の七草としてその根生葉が食用にされました。ちなみに春の七草とは「せり、なずな、ごぎょう(ハハコグサ)、はこべら(ハコベ)、ほとけのざ(コオニタビラコ)、すずな(カブ)、すずしろ(ダイコン)」 のこと。カブとダイコンは瀬戸町内で栽培されており、他の5種も野草として生えているので、町内で七草をそろえることができます。


写真はいずれも2008/12/.31高浦