コガタコガネグモ
体長雌6〜12mm,雄4〜5mm。 雌(写真)の背甲は褐色で,銀色の毛が生えています。腹部上面は黄色で黒色の横線,黒褐色およぼ濃橙色の横帯があり,濃色の帯びには白斑があります。 平地から山地までの森林や里山に生息し、民家や神社などの周辺でもよく見られます。建物の壁面や生け垣、樹木や草の間に垂直な円網を張ります。 隠れ帯は網の中央にX字型のものをつけるか、その一部を省略した形でつけるようです。 本州から八重山諸島まで分布しています。 写真はいずれも2020/08/17奥江 |
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体長雌9.0〜18mm,雄3.5〜6.0mm。 上記のコガタコガネグモとの見分けが正確にはできません。若干色が濃い,体が大きい,腹部が丸っこいなど,何となく違うと思い図鑑で見たところ,本種にあたるのではないかと判断しました。正確には雌の性器(外雌器というそうです)の形を調べる必要があります。 「ムシバミ」という名は,腹部の模様がガタガタしていて,むしばまれたように見えるからだそうですが,この写真ではそれはよくわかりません。 隠れ帯は網の中央にはっきりとしたX字型のものをつけていました。 本州から薩南諸島まで分布しています。 写真はいずれも2020/08/27彦山 |
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ムシバミコガネグモ