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ジョロウグモ    

 
体長雌17〜30mm,雄6〜10mm。雌の背甲は褐色で正中部と側縁部は明るくなっています。腹部背面は黄色と青色の横縞,側面から腹面にかけて赤色斑が目立ちます。ただこの色彩は成熟してからで,それまでは雄同様地味な色をしています。

草や低木の先に巣を張りますが,8月末頃急に大きくなった雌が現れて目立つようになります。その頃には雌の網の隅に雄が居候するようになります(写真右下)。雄は1匹とは限らず,複数いるところを見たことがあります。亜成体の雌が脱皮して成体になるときに交接するので,その時を待ち構えているのでしょうね。

写真はいずれも2019/10/05高浦
 ジョロウグモ科