淡水生の小さなイソギンチャクで,数種類いるようですが,種名はわかりません。 本体は約5mmほど,触手も含めると1cmを超えます。 長い触手には毒針を含んだ刺胞を備え,そこにミジンコなどが触れると,その刺胞から毒針を発射します。しびれて動けなくなったミジンコは触手の中心にある口まで運ばれ食べられます(下の写真は食べた直後で膨らんでいます。)。 ヒドラで有名なのはその生殖方法です。体の脇から小さなヒドラの芽が出ていますが,これが大きくなって離れていきます。このような生殖方法を出芽と呼びます。 ミジンコの豊富な池などで,初夏から秋にかけて増殖しているので,そこの水草を採取してきてガラスのビンに入れ,せっせとミジンコ与えていると増えて,気づくようになります。 写真は 2023/07/02自宅飼育中(6月に志田原のため池で採集) |
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ヒドラ科