チャコウラナメクジ
全長40〜50mmにまでなります。 灰褐色。体の両側に黒い帯状の線があります。背中に甲羅のように見えるのは,ナメクジがかつてカタツムリと同じように持っていた貝殻のなごりです。 本種は,ヨーロッパ原産の移入種といわれていますが,現在では北海道から九州まで広く分布し,家の庭などで普通に見られます。 雑食性で何でも食べるようです。 雌雄同体で卵は冬産みます。植木鉢の下などに透明で直径2mmほどの卵が産まれているのをよく見つけることができます。興味のある人は,採集して湿った容器の中に入れておいてみてください。小さいナメクジが産まれてきます。野菜のくずなどを与えれば育ちます。 写真はいずれも2012/03/17高浦 |
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