スクミリンゴガイ
殻径30〜40mm,殻高80mmまでになる大型の巻き貝で,通称ジャンボタニシと呼ばれます。 原産地は中南米で,1980年頃,九州で食用に養殖されていたものが放棄され,水路に沿って瞬く間に九州全体に広がりました。 広島県でも1990年代の中頃には入っていたと思います。私は駅家町の水路で初めてピンクの卵塊(写真下)を確認しましたが,すぐに神辺まで入って来ました。最近では,蔵王や深津の水田や水路におびただしい数の卵塊が見られます。 瀬戸町で確認したのは2010年が初めてです。瀬戸川の護岸に数個の卵塊を見つけました。2011年には川の中に成貝を見つけました。2012年には,高浦の用水路の壁にも卵塊がありました。これからは一気に増えるのではないかと思います。 この貝はイネの苗を食い荒らすので九州では大変な問題になっていました。卵塊は見つけたら,つぶしてしまうべきだと思います(少ないうちに)。 写真は 上中2011/08/19瀬戸川(高浦) 下2010/09/19瀬戸川(高浦) |
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