ホウネンエビ
体長約20mm,細長い円筒形。尾が二つに分かれ,赤い。全身が緑色をしていることがありますが,小さい藻類が付着しているためです。 関東地方以南の水田に生息しています。泥の中にあった卵が,代掻きによって浮き上がりふ化します。ノープリウスというミジンコの様な形で生まれ,まもなく成体となって,10日もすると卵が産めるようになります。雌は下腹部に卵を入れた袋をつけて泳いでいるのですぐにわかります。卵を産むとまもなく親は死んでしまい,長くても約1月ほどの期間しか見ることはできません。 本種が田にたくさん出現した年はイネが豊作になるということから名付けられたようです。 写真は上2009/06/19,下2011/05/14 いずれも一番組 |
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